代表紹介
Corporate Leadership経歴 Profile
1959年、東京都文京区生まれ。 東京都立日比谷高等学校卒業後、早稲田大学理工学部へ進学。大学院理工学研究科修士課程修了後、ソニー株式会社入社。オーディオカセットテープの自動組み立て機やオフセット印刷機の開発に従事した後、海外留学制度により米国MIT客員研究員として有限要素法を研究。帰国後は数値解析チームに参画し、流体構造連成解析や輻射熱解析を担当。1997年、再度海外留学生に選抜され米国スタンフォード大学大学院へ進学。DFXの研究に従事し、2002年博士号取得。帰国後はLEDバックライト開発チームで機構・放熱設計を担当し、2004年トリルミナスバックライトを使用した世界初のテレビ量産化に成功。
その後4年間で2機種の商品化を成し遂げた後、2009年ソニー退職。同年、韓国サムスン電子入社。ディスプレイ研究所にて急速に普及し始めていたサイドエッジ型LEDテレビの放熱設計を担当。並行してフリップチップ実装LED光源をバックライトに導入し、2014年退職。同年、華為技術日本横浜研究所入社、2016年より同リーンクーリングラボのディレクターとして、基地局向けTEC、PC向け冷却ファンやスマートフォン向け放熱デバイスの量産導入を主導し、2019年退職。同年、株式会社ザズーデザインを設立し放熱技術のコンサルティングを開始、現在に至る。
主な著作 Publications
「The Global Assembly Quality Methodology: A New Method for Evaluating Assembly Complexities in Globally Distributed Manufacturing」、
VDM Publishing House Ltd.
「LED革新のための最新技術と展望」、共著、(株)情報機構
「熱設計技術・解析ハンドブック」、共著、丸善書店
「エレクトロニクス分野における熱制御、放熱・冷却技術」、共著、(株)技術情報協会
「放熱技術を中心としたLEDバックライト商品化における課題」、月刊ディスプレイ、(株)テクノタイムズ
「LEDバックライトの放熱技術」、月刊MATERIAL STAGE、(株)技術情報機構
「LEDバックライトがテレビの色を変える」、共著、日経エレクトロニクス
主な講演 Lectures
「LEDバックライトの課題と放熱対策」、電子ジャーナルテクニカルセミナー、(株)電子ジャーナル
「熱対策を中心としたLEDバックライト商品化のための要素技術」、台湾初芝電子
「熱設計PAC導入によるLEDバックライト設計効率の改善」、ユーザーカンファレンス、ソフトウェアクレイドル
「LEDバックライトTriluminosの放熱機構について」、テクノフロンティア、熱設計・対策技術シンポジウム、日本能率協会
「Challenges of Product Development of Large Flat Panel Display」、Stanford University, Graduate School of Business, Global Supply Chain
Forum